JAながさき県央みかん部会です。
本日のブログは、部会員の野田真吾さんの情報提供です。去る6月4日(火曜日)に野田圃場にて行われたドローン防除試験が開始になりました。
ドローン防除試験開始
さて、ドローン防除開始の様子をお伝えする前に、圃場について筆者の身内から、なんて読むの?と質問されたので少しご説明します。
圃場(ほじょう)と読み、農作物を栽培するための場所のことを言います。水田や畑(普通畑・樹園地・牧草地)などを含む言葉として使われるのだそうです。
さて、本題です。
ドローン防除試験とは
ドローンによる防除試験とは、農業における害虫や病害の効果的な管理を目指す技術評価のことです。
ドローンを使用して精密な農薬散布を行い、従来の方法と比較して効果と効率性を評価します。
試験では、対象作物の選定、散布計画の立案、気象条件の記録、散布量や害虫・病害の発生状況のデータ収集が行われ、結果は防除効果、作業効率、コスト、環境影響の観点から分析され、農家や関係者にフィードバックされます。
そして、ドローン防除の利点や課題を明確にし、技術導入の提言を行います。
今回の実施日は6月4日、10:00よりドローン防除試験の初日です。
大村市岩松町にある野田部会員の野田圃場に、長崎県、果樹試験場、JA関係者が集まり開始されました。
事前の準備もあり順調な飛行で、散布もスムーズに完了しました。
今後、随時必要に応じて実施され、データ集計が始まります。
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